8月13日の今日は妻の誕生日。
お盆のど真ん中の誕生日は子供の頃から嫌だったという妻…。
ちゃんとお祝いしなければならない日です!
さて、どうしたものかと。
昨年は箱根に行きましたが、妻の評価はそこそこで。。。
今年はどうしたものかと。。
予約を入れたのは3ヶ月前の5月1日。
ようやくこの日が来ました。
妻にはオーベルジュ・フェリスに行くことは伝えているものの、
旅程その他は詳しくは伝えておりません。
10時45分に家を出て、タクシーで恵比寿駅へ。
山手線の乗って品川駅へ。
お盆休みまっただ中の品川駅は人でごった返していました。。。
今回は電車の旅です。
品川駅ホームで電車を待つ妻。
やってきたのは…
特急踊り子号!
この電車に乗ってみたかったのです!(私が)
が。。。
修善寺まで直通の電車は普通列車のみで、グリーン車設定はナシ。
踊り子号のグリーン車に乗ってみたかったのですが残念です。
普通列車でも指定席は完売満席。
妻は「シートが狭い」とご不満気。
でも、修善寺までの道中ほぼ寝ていました。。。
12時7分品川発、修善寺には14時6分着。
せっかくなので修善寺を軽く観光しようと、バスで修善寺温泉へ。
まさに「修善寺」を見学し、途中の食器屋さん山桜に漆塗りを購入。
なかなか素敵なお店でした。
タクシー乗り場からオーベルジュ・フェリスへ直行。
事前に調べたところ、
「場所がわかりづらい」
「住宅街の中」
とのレビューも散見されましたが。。。
確かに分かりづらい。
タクシーで正解でした。
素敵な外観ではないですか。
15時半にチェックイン。
ウェルカムドリンクを頂きながら宿泊とお食事の説明を受けて、お部屋へ。
2階のエキストラルーム。
個人的には気に入りました。
さっそく併設の温泉へ。
オーベルジュ・フェリスには、貸切温泉が2つあり、
ともに内風呂と露天風呂があります。
お風呂はこんな感じ。
露天風呂からは修善寺の街が一望できます。
温泉で旅の疲れと汗を流しました。
ディナーは18時半から。
ほぼピッタリにレストランへ。
といっても、お部屋と同じフロアなのでちょっと移動するのみ。
一応、ドレスコードはありますので、シャツとパンツスタイルで。
ナプキンの折りたたみ方が面白いです。
レストランからは修善寺の街の灯が美しく見渡せます。
いやが上にも高まる気持ち。
雨も降っていましたが、雲がかかっているのもまた一興。
本日のメニュー。
18時半からたっぷり3時間はかかるといわれたコースがさて如何に。
一皿目「小さい食前酒とオリーブ」。
妻の誕生日と先に伝えていたので、シャンパンにしていただきました。
今夜のお供はこちらの赤ワイン。
スペイン料理に合うおすすめを頂きました。
これが本当に美味しかった。
二皿目「7種類のピンチョスの箱」。
まさに箱が目の前に運ばれてきまして。。。
開けると、おおー、これはすごい。
ピンチョスなので一品ずつ串に刺して頂きます。
三皿目「雲に見立てたスペインオムレツ ヌーベ」
オムレツという予想の遥か上をいく演出に驚きです。
これは詳しくはかけません。
是非、オーベルジュ・フェリスへ。
四皿目「駿河湾の海の幸のタルタル」
3種類のソースで遊んでいただく皿
え?遊ぶって、どういうこと?
と思っていると、まずは3種のソースが運ばれてきます。
ほう。
3種のソースで、この駿河湾の海の幸を頂きます!
写真ではわかりませんが、詳細は省きます。
是非、オーベルジュ・フェリスへ!
五皿目「スペイン産ハモンセラーノの生ハムとメロン2015」
ほう、生ハムとメロン。これはイメージできるぞ…
と思いきや…。
メロンはナシ。
その理由は。。。
ここではネタバレはしません。
是非、貴殿がご賞味あれ。
六皿目「2段階の菜園料理」
イントロダクション・プロローグ
これは見てびっくりしました。
この驚きは、ネタバレしていけないレベルだと思うので、写真は掲載しません。
「菜園のフラワーアレンジメント風」
は、これは結構有名なので、出していいですよね。
まさに菜園。美しいサラダです。
お料理はまだまだ続きます。
七皿目「修善寺の黒米とイカスミのメロッソ」
修善寺って、黒米が有名なのですね。。。
八皿目「富士山・浜名湖・狩野川の自然の恵み」
これも説明がし難いです。。。
九皿目「金目鯛のソテー・ボパール・オルノ」
金目鯛を3つの調理法で頂きます。
これがすごい美味。
十皿目「フルーツのガスパチョとエスプーマ」
お口直し、とのことですが、ここまで来るともはや何がなにやら。。。
十一皿目「スペインと伊豆のお肉料理」
いよいよメインですね。
天城軍鶏、静岡牛、トリッパに…
イベリコ豚のロースト。
豚さんの絵が描かれております。
遊び心満載。
十二皿目「駿河湾の恵み バスク風スープ」
バスクとは、自転車でも有名なバスク地方のことでしょうか?
聞いておけば良かった。
駿河湾とバスクのミラクルなコラボーレーション!
クレープの皮と一緒にいただくのが、また美味也。
そして最後、十三皿目
「冷製3種類のデザート ミロのデッサン仕立て」
ミロのデッサン!!
このタイミングで、妻への誕生日カードも出して頂きました。
改めておめでとうございます!
最後は、「アナーキーと食後のお飲み物」とのことで。。。
私は紅茶を頂きましたが、妻はグラッパ。
甘いモノと強いお酒って、マリアージュなんですよね。
お料理が終わったのは、なんと22時半!
18時半スタートで、実に4時間。
窓の外の修善寺の街の灯は、雨模様もあってガスで烟ることもありましたが、
雲におおわれて真っ暗になるのもまた、いいムードでした。
オーナーシェフの料理に驚きながら、ゆったりした時間を過ごせました。
驚きの連続はまさに食のテーマパーク、といったところでしょうか。
妻にも喜んでいただけたようです。
食べてすぐに部屋に戻れるのも、良いですね。
24時前にもう一度お風呂を頂いて、この日はゆっくり眠らせていただきました。。。
あらためて妻に誕生日おめでとうです!